お知らせ

【6月6日開講】第6期・循環経済ビジネスに向けたイノベーションとビジネスモデル講座型研修(基礎)

2024年度 第6期 6月6日(木)スタート

日本生産性本部(経営アカデミー) × 産学連携推進機構 共同企画

本講義の背景と目的

次世代産業生態系に向けた大潮流は、次の 4 点からとらえることができます。

SX 「サステナブル・トランスフォーメーション:持続可能な経済社会へ」
⇒ この目標を達成するために、次のEXとDXという転換が動く
EX 「エコノミー・トランスフォーメーション:線形経済(LE)から循環経済(CE)への転換・移行」
⇒ このEXを支援するのがDX
DX 「デジタル・トランスフォーメーション:A基盤からD基盤への転換とDE(デジタルエコノミー) 化」
⇒ EXとDXに伴い、ビジネスでは二つの変容と多様化が進展する
CX 「コンセプト・トランスフォーメーション:モノの見方・考え方の変容と多様化」
BX 「ビジネスモデル・トランスフォーメーション:ビジネスモデルの変容と多様化」

 

 これらの産業動向は、新型コロナ禍後の経済停滞を打ち破る原動力として加速しつつあり、当然、イノベーションには拍車がかかっています。ただし、そのイノベーションのターゲットは従来と異なるようになってきています。本講座では、この状況を踏まえ、3つのレイヤーで技術経営戦略を学ぶことを目的といたします。

第一にマクロレベルで、産業生態系(パラダイム)の転換、特に今後の「サーキュラーエコノミー:循環経済(CE)」を俯瞰的に理解します。

 本講座の特徴は、CEを「廃棄物問題・環境問題への対処」という従来の3R的観点からではなく、「資源枯渇・資源制約への対処」、すなわちビジネス・産業観点から「資源調達」問題への対処として検討を行うことにあります。

 第二にミドルレベルで、イノベーションの概要を学び、CEにおけるイノベーション・ターゲットを理解します。

 本講座の特徴は、イノベーションを「インベンション(発明)」や「インプルーブメント(改善改良)」と区別し、 「新規価値の創出・普及・定着」「ドミナントモデルの転換」「新規カテゴリーの創出」等、ビジネス・産業観点から検討を行うことにあります。

第三にミクロレベルで、事例を通じてビジネスモデルと知財・標準マネジメントの基礎を学びます。

 本講座の特徴は、CEにおける、あるいはその移行期におけるビジネスモデルは何かを探ることです。また、いかに「顧客価値・社会価値」を起点として「自社価値」を導けるのか、その基本型としてビジネスモデルを学びます。

 これらに関して、基礎学習(一般的モデル群や基礎概念群の習得)を行うと共に、事例を通じて事業創出に関する基本を学び、ビジネスモデルのデザインができるような「素地を培う」ことを目的といたします。

開催概要

【開講場所】 丸の内経営アカデミー教室 他
【定員】   限定25名(最小催行人数:8名)
【受講層】  部長・課長クラス

【受講料】  
         お一人 726,000円(税込)
        ※上記金額には資料、映像教材費を含みます。

【担当講師】
       NPO法人 産学連携推進機構 理事長 妹尾堅一郎
【授業方法】

  • 今期は、講座の短期集中化を図るため映像教材や参考文献を豊富に用意する予定です。それらの視聴/熟読を活用して予習・復習を充実させてください。
  • 基礎的概念群の修得は、講師による映像教材や連載記事等の事前学習を基本とします。
  • 事例についても事例教材により事前学習をしていただきます。
  • リアルの授業はグループワークとインタラクティブな講義を通じて、その解読と解釈に焦点を合わせます。
  • 事例解説者としてNPO法人産学連携推進機構の研究員等の協力を得る予定です。
  • 全回リアル出席が望ましいのですが、業務上の都合や体調上やむを得ない場合は、当日の授業の収録映像を視聴していただけるようにいたします。(ただし、事前に課題を提出いただきます)

開講日程(すべて集合研修です)

  • 第1回 6月6日(木)10:00~17:50 ※終了後に簡単な名刺交換会(懇親会)を開催します。
  • 第2回 6月20日(木)10:00~17:50
  • 第3回 7月4日(木)10:00~17:50 
  • 第4回 7月18日(木)10:00~17:50
  • 第5回 8月1日(木)10:00~17:50
  • 第6回 8月29日(木)10:00~17:50 ※最終回終了後に情報交流会(懇親会)を開催予定です。

受講生へのメッセージ

  • 事前学習と全回出席を前提として講座を行いますので、そのつもりで受講してください。
  • 授業の基本コンセプトは「互学互修」。講師は、受講生に「自ら気づき・学び・考える」こと、またクラス内で受講生同士、受講生と教員との間で「学び合う、教え合う」ことを前提にします。単に、受身で「教えてもらう」 態度で知識習得のみを望む「モノ知り志向」の人には向きません。
  • 逆に、「自ら考え・自ら行動したい人」「新規事業やイノベーションを本気で起こしたい人」が、その起点・基盤となる実力を培うことに資する講座になるよう、講師とスタッフは努力します。

お申込み

「日本生産性本部セミナーお申込みフォーム」よりお申込みください。
【お申込みフォーム】

お問合せ・お見積りのご用命

公益財団法人日本生産性本部 経営アカデミー 担当:清水、衛藤
〒100-0005 東京都千代田区丸の内1-6-2 新丸の内センタービル6階
電話:03-5221-8455 E-Mail:academy_info@jpc-net.jp

-お知らせ

Copyright© 経営アカデミー , 2024 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.