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経営アカデミーは、戦後日本の経済復興を推進し、国民生活の向上を図る目的で設立された日本生産性本部の10周年記念事業として、1965年に創設された我が国最初の本格的なビジネススクール(経営大学院)の一つです。

以来55年にわたり、産業界からの支持をいただき、15,000名以上の修了者(経営アカデミーマスター)を輩出。多くの方が企業のトップ、産業界のリーダーとして活躍しております。
また、修了されたOB・OGの層の厚さは他の長期経営人材プログラムを圧倒し、リーディングプログラムとしての役割を果たし続けています。

あいさつ: ~知の綜合化を目指して~

 左:経営アカデミー名誉学長(一橋大学 名誉教授) 野中 郁次郎
右:経営アカデミー学長(早稲田大学 ビジネス・ファイナンス研究センター 研究院 教授) 沼上 幹

 いつの世にも企業家にとって大事なことは、
(1)様々な議論や現象の背後にある本質を考えることであり、(2)その本質を概念化、理論化することによって、論理的納得性をもたせ、(3)それらを現実に適用する方法論を開発することである。
 このようなプロセスは組織内外の知的、人的ネットワークを総動員し、知の綜合化を図らなければ達成できない。
 経営アカデミーは、1965 年の創設以来60年にわたり、日本における最高の学府と産業界のトップが協力し、各社の中核人材による多様な視点から侃々諤々の議論を通して学習、研究の機会を提供してきた。単に高度な知識を得る場ではなく、異業種の人達がその経験をベースに、一つの理論、コンセプトにまとめ上げ、堅い決意のもと勇気を持って実践していく、まさに知識創造の「場」である。このような「場」こそ企業人が集う真のビジネス・スクールと言える。多くの企業人の参加を期待する。

 

記念特集 【野中郁次郎名誉学長・沼上幹学長 対談】日本変革へ「見抜く力」養成

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