経営戦略×パーソナルグロース
地に足のついた、真に働く女性のモチベーション向上を叶える育成プログラム
公益財団法人日本生産性本部経営アカデミーでは新しく、女性を対象とした研修プログラムを開講いたします。
本コースは、女性ならではのパーソナルな課題と、組織・経営に貢献するためのマネジメントの知識・スキルをバランスよく、統合的に学べるよう、各テーマを選定致しました。
企業内で、すでに力を発揮している女性、この先に重要なポジションを期待されている女性が、個人の成長とともに、組織・経営の視点で考え、発信するきっかけとなることを目指しています。
特徴 | テーマ | スケジュール |
募集要項 | 受講に際して | お問い合わせ |
特徴
学ぶテーマは、5つのセッションごとに2つずつ、全10テーマを用意。自らを省みるテーマから、組織を俯瞰するテーマまで幅広くラインナップし、かつ双方の視点を往復しながら学べるよう構成しています。個人と組織の両方の成長を考えていきます。
各テーマに対し、当該分野のプロフェッショナルを講師に招聘。講師からは、テーマに対する講義のみならず、一人の働く女性として受講者の皆さんへのエールをいただきます。
社内にロールモデルが不在と悩む方も、社外の多様な人材から学ぶことができます。
同性であることによって、早く、高く共感できること、相互の前提条件が似ていることによってコミュニケーションがスムーズであることなどは、学びの促進に役立ちます。
一方で、人は一人ひとり異なる存在。この「同じだけれど全然違う」という気づきは多様性の時代に大変重要です。そのような深い気づきが得られる場を提供致します。
テーマ
- Well-being 女性の働き方 / 女性の健康と生産性
- マーケティング マーケティングの最新理論 / マイパーパス
- リーダーシップ リーダーシップ理論 / ファシリテーション
- 経営戦略 経営戦略概論 / DE&Iと企業変革
- データ活用 データ分析基礎 / 企業経営と財務
スケジュール
AM(9:45~10:30):オリエンテーション 研修の目的、進め方等のご説明、参加者自己紹介等を行います。(9:45~10:30を予定) |
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AM(10:30~12:45):女性の働き方 ダイバーシティ経営の推進など、女性が組織内で活躍する場面は増えています。これを、単に経営の流行とするのではなく、女性自身の人生100年時代の活用と捉えると、見える世界が変わっていきます。 講師 株式会社羽生プロ 代表取締役社長 元日経Xウーマン総編集長 羽生祥子 氏 |
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PM(13:30~16:30):女性の健康と生産性 企業における従業員の健康の重視など、働きやすさは徐々に改善していますが、なお、女性が元気に働き続けることには工夫が必要です。女性のライフプランとキャリアプランを立体的にとらえられるよう、女性ホルモンや女性特有の心身について学びます。組織に貢献する女性リーダーとして、自分もメンバーも安定的な生産性を保つ心身のポイントをおさえましょう。 講師 医療法人社団べスリ会 心療内科医・産業医 田中奏多 氏 |
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PM(16:30~17:30):名刺交換会 会場内にて行います。お名刺を十分にお持ちください。(16:30~17:30を予定、ドリンク・軽食付き) |
AM(9:45~12:45):マーケティングの最新理論 企業勤務を経て研究者の道を歩んだ講師より、マーケティングの本質と、最新の理論(コトラーのVer.6.0)までを学びます。技術起点でのイノベーションには、必ずマーケティングの視点が必要であることなどを、豊富な事例で分かりやすく学びます。 PM(13:30~16:30):マイパーパス 企業にとって、自社独自のパーパスを明確にすることは重要ですが、働く個人にとっても、自身のパーパス(存在意義、目的)を考えることは大変重要です。マイパーパスを言語化し、どのように生きていきたいのか、一緒に考えていきます。 講師 早稲田大学大学院 経営管理研究科(ビジネススクール) 教授 |
AM(9:45~12:45):リーダーシップ理論 マネージャー(管理職)である、ないに関わらず、良い仕事をするには、周囲のメンバーと協力しながら、自分なりのリーダーシップを発揮することが求められます。上司・同僚・部下などとの関わり方を学びながら、自分らしいリーダーシップスタイルを見つけていきます。 PM(13:30~16:30):ファシリテーション リーダーシップ発揮の具体的な方法の一つとして、ファシリテーションを学びます。メンバーの多様性を活かし、創造的で質の高い議論・対話を呼び起こすための技術として、また日常的なメンバーとの関係性向上のために身に着けたいスキルです。 講師 株式会社HRインスティテュート HRIフェロー 染谷文香 氏 |
AM(9:45~12:45):経営戦略論 経営戦略の基礎理論と、VUCAの時代における現在的な活用方法を学びます。コーポレートガバナンス、全社戦略、事業戦略を、経営戦略論の歴史的変遷を踏まえて学び、自社の戦略について他社との比較において語れる力を身に付けることを目指します。 講師 東京都立大学大学院 経営学研究科/経済経営学部 教授 松田千恵子 氏 |
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PM(13:30~16:30):DE&Iと企業変革 社会的要請が追い風となりDE&Iを企業戦略とする動きが加速していますが、その実行には多くの摩擦や壁があります。DE&Iは、女性活躍推進に留まらず、企業変革を起こす戦略として捉えることが必要です。本セッションでは、先進企業の事例を用いたケースディスカッションも行い、DE&Iの本質と課題に迫ります。 講師 慶応義塾大学大学院 経営管理研究科(ビジネススクール) 准教授 芦澤美智子 氏 |
AM(9:45~12:45):データ分析基礎 企業経営において、またチームマネジメントにおいて、データの収集・活用の重要性は増大しています。相関関係と因果関係の把握など、基礎的な考え方を学ぶことで、組織内にあるデータの表層を見るのでなく、隠れた深層を理解する視点を持てるようになります。 講師 テクニカルライター 日花弘子 氏 |
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PM(13:30~16:30):企業経営と財務 企業経営に関わるデータは多岐にわたりますが、中でも財務データは重要重要な位置を占めます。実務の世界を熟知する講師より、日常的に目にする新聞、ネット、雑誌等の情報からその企業の置かれた経営状況の動きを読むスキルを学びます。 講師 AGC株式会社 執行役員 経営企画本部 サステナビリティ推進部長 玉城和美 氏 |
AM(9:45~12:45):プレゼン資料作成 最終日は、5日間で学んだ内容の振り返りを行います。リフレクションノート※とテンプレートを活用し、研修後に社内で成果報告できる資料を作成いただきます。 |
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PM(13:30~16:30):成果発表会 午前中に作成したプレゼン資料を基に、全員※で成果発表を行います。派遣元の人事部門の方、上司の方にもオンラインでご覧いただける予定です。 |
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PM(17:00~19:00):修了懇親会 会場を移動し、丸の内周辺の飲食店にて行います。 (17:00~19:00を予定、費用は参加費に含まれます) |
研修の流れ
研修期間は約2か月。研修日程にインターバルを置き、1~2週間に1日のペースで無理なく受講いただけます。
インターバルがあることで、学んだ内容を実際の仕事や職場、会社の中で捉え直す、思考の往復が可能です。
毎回の流れ
1日のうち、午前3時間、午後3時間のプログラム構成です。フレックスタイム制で働く方にも通いやすいよう開始・終了時刻を設定しました。聴くだけの講義はなく、毎回参加者同士や講師との議論の時間を設けます。
Lunch timeは毎回お弁当をご提供。食事をしながらの気軽な交流もお楽しみください。
募集要項
日程 | 1月15日(水)、1月23日(木)、1月29日(水)、2月12日(水)、2月28日(金)、3月11日(火) 全6回 |
時間 | 9:45~16:30 |
会場 | 経営アカデミー教室(丸の内OAZO内) 東京都千代田区丸の内1-6-2 新丸の内センタービル6階 ※原則対面参加と致しますが、諸事情によりオンラインを希望される場合は、Zoomでのオンライン配信を提供致します。 |
対象 | 主に管理職の方で次のポジション(次長、部長、プロジェクトリーダーなど)を期待されている方、DE&I部門の方、人材開発部門の方等(女性限定) ※対象者の人選にお困りの場合は、個別にご相談ください。 |
定員 | 30名 ※1社からのご参加は5名までとさせていただきます。 |
受講料 | 440,000円/1名(一般、消費税込) 418,000円/1名(日本生産性本部賛助会員、消費税込) ※参加費には、テキスト、配布図書、昼食、懇親会等の費用を含みます。 |
事前準備 | 事前アンケートへの回答など |
お申込締切 | 2025年1月7日(火) |
お申込後の流れ
- 開催1カ月前をめどに、ご派遣元様にご請求書をお送り致します。期日までのお振込みをお願いいたします。
- 開催1カ月前をめどに、ご参加者ご本人にご案内をメールでお送りいたします(LMSの利用について、事前アンケートについて等ご案内の予定です)。また、参考図書をご送付いたします。
- 開催までの諸連絡は、LMSまたは事務局よりメールにて行います。
受講に際して
本研修では、受講をサポートするクラウドサービス(Learning Management System=LMS)を活用します。LMSでは、毎回の講義資料のダウンロードや、事前課題やリフレクションノート※の提出などが行えます。LMSの閲覧はPCのほか、スマートフォンやタブレット等、ブラウザ接続できるデバイスで可能です。
講義資料は、原則として事前にデータで配布します。紙の配布はございませんので、必要に応じてご自身で印刷等ご対応ください。
リフレクションノートは、毎回の講義の学びをまとめるためのノートです。講義テーマに沿って、ご自身について、また所属部門や組織について、気づいた課題や学んだ点、今後に活かしたいことなどを記載いただきます。ノートは修了後、事務局よりご派遣元にも共有致します。
上記LMSの利用、資料閲覧等のため、研修時にPCを持参いただくことをお勧め致します。特にDay5データ活用「AM:データ分析基礎」では、Excelを使った簡単な作業を行います。
PCをご持参になれない場合は、経営アカデミーよりお貸出し致します。事前アンケートにてご状況をお伺い致します。
本研修では対面での参加者同士の交流も重視しているため、原則として対面参加と致しますが、諸事情によりオンライン受講を希望される場合は、オンライン配信を提供致します。
オンラインツールはZoomとなります。オンライン参加の可能性のある方は、予めアプリのダウンロードをお願い致します。
本研修を修了された皆様には、同期参加者との継続的な交流や、次期参加者との新しい交流を目的とした、アルムナイネットワークをご案内致します。内容は、研修開催期間中に参加者の皆様よりご意見をいただきながら企画致します。参加は任意です。
研修を、研修期間だけで終わらせない取り組みです。どうぞお楽しみに!
お問い合わせ
公益財団法人 日本生産性本部 経営アカデミー
〒100-0005 東京都千代田区丸の内1-6-2 新丸の内センタービル6階
TEL:03-5221-8455
mail:academy_info@jpc-net.jp