経営アカデミーは、皆さまとの交流と学びを深める場として、これまで毎年『経営アカデミー大会』を開催してまいりました。
設立60周年を迎える本年は、その歩みを未来へとつなぐ特別企画として、『経営アカデミー リーダーズフォーラム2025』を開催いたします。
本フォーラムでは、次世代リーダーとしての成長を振り返り、学びの意義を再確認するとともに、修了生と学長との対話、そして参加者同士の交流を通じて、新たな気づきと刺激を得ていただける機会をご用意しております。
皆さまのご参加を心よりお待ち申し上げます。
※締切:10月末日まで
開催概要
日 時 | 2025年11月12日(水)14:00~19:00(懇親会含む) |
会 場 |
日比谷国際ビルコンファレンススクエア (東京都千代田区内幸町2丁目2-3 日比谷国際ビル8階) 都営地下鉄三田線 内幸町駅 / 東京メトロ丸の内線・日比谷線・千代田線 霞ヶ関駅 |
参加者 | 今年度参加者、修了者(OB・OG)、派遣元担当者 ほか(約130名程度) |
参加費 | 無料 |
次第
『経営アカデミー60年の軌跡』(事務局)
第1部 『次世代リーダーたちが語る、リーダーシップの軌跡とこれから』
経営アカデミーのOBOGが、自身のリーダーシップの経験や成長の軌跡を振り返りながら、学長と共に次世代リーダーに求められる資質や未来像について語ります。
第2部 『実践知の軌跡 ―過年度グループ研究紹介』(分科会形式)
過去3年間の経営アカデミーにおけるグループ研究から選ばれた優秀6グループが、研究成果を発表します。実務に根ざした多彩なテーマが、皆さまの気づきや学びにつながります。
16:00~16:45 第1セッション(45分)
16:55~17:40 第2セッション(45分)
懇親会
会場内別室に移動し、立食パーティー形式で行います。
登壇者紹介

玉城 和美 氏
2008年 経営財務コース修了
AGC株式会社
執行役員 広報・IR部長
プロフィールを開く
慶應義塾大学法学部卒業後、住友信託銀行(現 三井住友信託銀行)にて受託資産運用関連業務や株式アナリスト業務等を担当。2006年より旭硝子(現 AGC)に入社し、広報・IR部にてIR業務を担当。その後、社外広報業務を経て、広報・IR部長として社名変更時の認知度向上キャンペーンなどを統括。以降、総務部長、経営企画本部サステナビリティ推進部長を歴任し、2025年1月より現職。

岸 恵一 氏
2021年 経営戦略コース修了
コニカミノルタ株式会社
執行役員 技術開発本部長
プロフィールを開く
大学でコンピュータサイエンスを専攻後、京セラ株式会社にて携帯電話の組み込みソフト開発に従事。Microsoftに転職後Windows開発チームのリーダーとしてグローバルに活躍。ハードとソフト両方に関わる技術開発を志し、コニカミノルタ株式会社へ入社。画像AI/IoT技術プラットフォーム「FORXAI」の企画・立ち上げをリードし、2024年度より全社横断の開発部門である技術開発本部の本部長として、材料・光学・微細加工・画像などのコア技術とAI・IoTを融合した開発を推進。現場での課題に対し、技術を通じた解決と新たな価値創出を目指している。

松岡 宏治 氏
2000年 人事労務コース修了
全日本空輸株式会社
執行役員 労政部長
プロフィールを開く
明治大学政治経済学部を卒業後、平成4年全日本空輸株式会社入社。千歳空港支店に配属。その後、整備本部、客室本部等に配属。その間、財団法人社会経済生産性本部(現・公益財団法人日本生産性本部)に1年間出向。平成15年より14年間にわたり全日本空輸労働組合に専従。平成29年より客室センター客室訓練部に配属。同担当部長、副センター長等を経て、令和7年より現職。

沼上 幹 氏
経営アカデミー学長/学校法人早稲田大学
ビジネス・ファイナンス研究センター 研究院教授
プロフィールを開く
略歴
- 1983年3月 一橋大学社会学部卒業
- 1988年4月 成城大学経済学部 専任講師
- 1991年4月 一橋大学商学部付属産業経営研究所 専任講師
- 1992年4月 一橋大学商学部付属産業経営研究所 助教授
- 2000年3月 一橋大学大学院商学研究科 博士
- 2000年4月 一橋大学大学院商学研究科 教授
- 2011年1月 一橋大学大学院商学研究科 研究科長
- 2014年12月 一橋大学 副学長
- 2018年4月 一橋大学大学院経営管理研究科 教授
- 2023年4月 早稲田大学 ビジネス・ファイナンス研究センター研究院教授
社外取締役
- JFEホールディングス株式会社 社外監査役(2018~)
- 東京センチュリー株式会社 社外取締役(2022~)
- 株式会社荏原製作所 社外取締役(2023~)
主な受賞
- 日経・経済図書文化賞(2000)、エコノミスト賞(2000)
- 企業家研究フォーラム賞(2019)
- 紫綬褒章(2021)
分科会紹介
過去3年間に実施された経営アカデミーのグループ研究の中から、特に優れた6つの研究成果を厳選し、発表いただきます。
実務に根ざした洞察と独自の視点から導かれた研究内容は、これからの経営や人材育成のヒントとなることでしょう。
※お申し込みの際に、各セッション内で聴講したいグループを1つずつお選びください。
※先着順です。聴講のグループ、会場、時間等は、当日会場で配布のネームプレートに記載致します。
※第1セッション、第2セッションの時間は当日入れ替わる可能性がございます。
グループ①
M&Aを活かした企業の成長戦略
~コアコンピタンスを軸とした持続発展~
トップマネジメント・2024年度Eグループ
M&Aを活かした企業の成長戦略
~コアコンピタンスを軸とした持続発展~
なぜ今、企業はM&Aを選ぶのか?優良企業100社のデータ分析と3社事例の深堀研究から、成功を導くM&A戦略とコアコンピタンスの関係を解き明かします。
グループ②
令和を生き抜け!新キャリア自律 ~攻めと守りの多様なキャリア~
人事革新・2024年度Aグループ
令和を生き抜け!新キャリア自律 ~攻めと守りの多様なキャリア~
5社92名のアンケートと12名へのインタビュー結果から、キャリア自律に影響する要因を浮き彫りに。そこから導き出された具体的な解決策と新しい視点、アプローチを提案します。
グループ③
Pine Gate ~松が導く新しい gate 未来への可能性~
イノベーションデザイン・2024年度C-2グループ
Pine Gate ~松が導く新しい gate 未来への可能性~
最終発表は事業構想提案!チーム活動では、未来の社会課題を起点に、バックキャストの思考法と参加企業のコア技術を持ち寄り、提案を検討します。今回は2024年度優秀賞に選ばれた「日本の松」の未来に注目した斬新な提案を紹介します。
グループ④
気合×根性のシナジー ~夢から始まる真のシナジー~
経営戦略・2023年度Bグループ
気合×根性のシナジー ~夢から始まる真のシナジー~
成長戦略としての「シナジー効果」に注目し、それが最も効果的に生み出されるM&Aの事例をつぶさに分析。特にクロスボーダーM&Aの成功要因とシナジーの位置づけを明らかにしました。
グループ⑤
組織を支えるもう一人の主役 ~サブリーダーの存在が持つ力~
人事革新・2024年度Bグループ
組織を支えるもう一人の主役 ~サブリーダーの存在が持つ力~
サブリーダーの設置は、組織力強化だけでなく、リーダー育成や人材定着にも効果を発揮することが明らかに。「番頭型」「右腕型」にタイプ分けして権限移譲モデルを示し、サブリーダー育成の有効策を提言します。
グループ⑥
自律変革型の職場をつくるミドルリーダーの行動
組織変革とリーダーシップ・2024年度Aグループ
自律変革型の職場をつくるミドルリーダーの行動
変化(VUCA)に適応し続ける職場づくりを実現する方法論について探究し、アンケート調査を通じて、職場変革に必要なミドルリーダーの行動を明らかにしました。