組織ダイナミズムを生み出す「発想力鍛錬道場」

企業の存在意義(パーパス)が問われる時代の事業発想!

コース概要【2022年度】

|期間|2022年7月~12月(全14 回:各3 時間半予定 および課題共有)
|趣旨|自社の組織能力を未来の社会から捉え直し、自社のケイパビリティを拡張していく発想道場
|対象|あらゆる部門の組織変革リーダー及びその候補者
|道場主|山﨑 宣由 東京藝術大学 デザイン科 准教授
     小田 理一郎 有限会社チェンジ・エージェント 代表取締役
     各務 太郎 株式会社SEN 代表取締役、建築家
     中村 善貞 富士フイルム株式会社 先端コア技術研究所 イノベーションアーキテクト
|会場|経営アカデミー、東京藝術大学(一部オンライン講義あり
|料金|賛助会員 77万円(税込)  一般 88万円(税込)

|申込|2021年12月申込み受付け開始予定
|説明会|2022年1月13日(木) 
|パンフレット|2022年度版パンフレット


社内の発想バイアスを乗り越える発想起点の転換

Ⅰ 既存顧客、既存事業における「深化」過程

企業は、既存顧客の課題解決に向け、技術・サービスの向上を目的に開発力、オペレーション能力を深化させていくことで組織能力を高めていきます。

その結果

既存顧客、既存技術・サービスを基準とした評価軸の上で新規事業アイデアを評価する社内バイアスが醸成される可能性が高くなります。経営環境の変化が大きく、不確実で、多様な環境要因を考慮しなければならない時代には異なる視点からの評価、事業探索活動がより効果を発揮します。

Ⅱ 外部環境の不確実性が高い時代の事業発想

「価値創造ストーリー」の重要性

例えば、大量生産、大量消費、大量廃棄の社会的価値観が否定される時代が来る。例えば、カーボンニュートラル実現は、「いつ達成するか」の問題と見做される。自社が将来実現したいと考える社会及び自社の役割から価値創造ストーリーを描くことで新たな問題提起がなされます。そこから事業アイデアへと議論を活発にすることで社内に組織ダイナミズムが生まれます。(学習する組織)

Ⅲ 未来の社会課題からの問題提起を起点とした議論で組織変革ダイナミズムを生み出す

フォアキャストによる新規事業開発は、「自社の強み」である技術に拘ります。一方で、自社の存在意義(パーパス)やビジョンから自社の事業目的を問い、未来に実現したい社会からバックキャストし、「問題提起」をする場合は、「何のためにそれをやるのか」に拘ります。両者の議論を活発にすることで組織ダイナミズムが生まれ、未来を開きます。

組織のダイナミズムを生み出す「問題提起/価値創造」のための発想力鍛錬道場

フェーズⅠ

Ⅰ 未来の社会課題から発想する「システム思考」道場

道場主:小田 理一郎 有限会社チェンジ・エージェント 代表取締役 小田氏は、ピーター・センゲの『学習する組織―システム思考で未来を創造する』、デイヴィッド・ピーター・ストローの『社会変革のためのシステム思考実践ガイド』などを翻訳紹介しています。複雑な要素の関わる社会課題などを如何に紐解いていくか、システム思考の発想を磨く道場を担当します。

Ⅱ 自社の独自性(個性)を引き出す「観察、洞察、表現」道場

道場主:山﨑 宣由 東京藝術大学 デザイン科 准教授 東京藝術大学は、日本文化の伝統を守りつつも、革新性、国際性、多様性をVisionとして掲げています。山﨑氏は、大手電機メーカーでデザインセンター長を務めた経験を持ち、企業の現実を理解しながらもバイアスに囚われない「観察、洞察、表現」の力を、藝大学生と共にデザイン実技を通して磨く道場を担当します。

フェーズⅡ

Ⅲ 異分野の専門知識を掛け合わせる「新結合発想」道場

道場主:各務 太郎 株式会社SEN 代表取締役、建築家 各務氏は、ハーバード大学デザイン大学院の修士を持つ建築家です。著書『DESIGN THE FUTURE』では、異質なものを組み合わせる発想法や、見立て力など、「新結合」のベースとなる発想法を紹介しています。新しい組み合わせによる「0⇒1」を生み出す発想を磨く道場を担当します。

Ⅳ 事業の軸を活かした「事業変革・価値創造発想」道場

道場主:中村 善貞 富士フイルム株式会社 先端コア技術研究所 イノベーションアーキテクト 中村氏は、富士フイルム株式会社で化粧品事業の立ち上げなど、第二の創業に中心的に関わった方です。既存の経営資源を活かしながらも、長い時間軸でスケールを狙う実践的発想は如何にして可能か。既存の組織能力を活かした事業変革発想を磨く道場を担当します。

発想力鍛錬から「問題提起/価値創造」を社内・外展開へ

参加者の取組課題(案)

(※変更の場合あり)
〈目標〉 自社のビジョンから事業開拓の方向性を俯瞰し、社内に問題提起することを目標とします。
〈事前課題〉 1.自社のミッション(経営理念)、ビジョン(どの様な社会を実現したいか)、バリュー(自社が大事にする価値の特徴)を自身が納得(腹落ち)する言葉で表現してください。 2.「自社(事業)が無くなる瞬間」(自社リスク)がイメージされるレポート1枚提出
〈期中課題〉 3.自社のビジョンと現行の活動の不整合を整理し、レバレッジポイントを探り出す 4.参加者各自のMy Vision(自分がやりたいこと)を発見する 5.価値創造ストーリーを自分の言葉、ビジュアル等で表現する
〈事後課題〉 6.社内で問題提起し、共有、展開していく足掛かりをつくる

日程(案)

月日 10:00~12:00 13:00~17:00 17:15~19:00
7月5日(火) 開講オリエンテーション
*自己紹介
俯瞰講義:「社会課題と課題ドリブンイノベーション」
課題共有(1):「自社のミッション・ビジョン・バリュー」
(交流会)
月日 13:30~17:00 17:15~19:00
7月 1.小田道場
1-1.「学習する組織-5つのディシプリン」
 
2.山﨑道場
2-1.「観察力・洞察力=奥底にあるものを推測するチカラ-デッサン」
課題共有(2)
8月 1.小田道場
1-2.「システム思考-問題の構造とレバレッジポイントの探り方」
 
1.小田道場
1-3.「演習—ありたい姿と現実のギャップから考える」
 
9月 2.山﨑道場
2-2.「創造力=我社の埋もれた能力の価値化-Ideation」
課題共有(3)
2.山﨑道場
2-3.「表現=視覚化による感情へのアプローチ-Imageスケッチ」
 
10月 3.各務道場
3-1.「Design ThinkingとSpeculative Design-課題解決から問題提起へ」
課題共有(4)
3.各務道場
3-2.「見立て力-新結合(演習)」
 
11月 4.中村道場
4-1.「ありたい事業の姿を描く-VisionとCapabilityの整理」
課題共有(5)
4.中村道場
4-2.「大きな絵からバックキャストによる事業の具体像を描く」
 
4.中村道場
4-3.「最初の一歩-最初に取り組む製品・サービスは何か」
課題共有(6)
12月 「自己課題-最終発表会」&修了式
各道場主からのコメント
(交流会)
 
2023年7月
初旬
5.自社での展開状況報告会 交流会

Ⅰ 未来の社会課題から発想する「システム思考」道場(小田道場)

インターネットの活用が進み「ハイパーコネクティビティ」が進む現代ではヒト・モノ・カネの流れがグローバル化し、さまざまな因果律の絡み合った高度に“相互依存”する社会経済構造が厳然として存在します。最近も、ある地域の感染は世界を駆け巡ってパンデミックとなり、ある業界のサプライチェーンの混乱が広く他の業界に及ぶことを目の当たりにしてきました。こうした乱気流のような変化の中、今後ますます脆弱・不確実・複雑・曖昧(VUCA)の状況で意思決定を行うことが求められることでしょう。 然るに私たちの思考の枠組みや前提は、20世紀後半の経済成長と社会発展を支えた体制と安定期における成功体験に条件付けられています。 こうした事態の打開に求められるのは、つながりを見極め再構築していく学習と適応です。これからは、組織内外の仲間たちと全体像の共通理解を促し、自ら変容を受け入れて相互影響を駆使し、そして多様性とそれぞれの潜在可能性を開花させて未来を創造、共創していく力が重要であろうと考えます。 この道場においては、VUCA・相互依存時代における学習と適応について、システム思考と学習する組織の枠組みを活用しながら、新しい組織慣行やインフラの構築、そして相互変容とシステム変容をガイドするリーダーシップのあり方を探求していきます。

Ⅱ 自社の独自性(個性)を引き出す「洞察、創造、表現」道場(山﨑道場)

「多次元的発想」訓練~自己の視点の開放とポジティブな未来発想。それを伝える共感誘導~

Ⅲ 異分野の専門知識を掛け合わせる「新結合発想」道場(各務道場)

「創造」を導く、見立て力、新結合、ストーリー構成について発想訓練します。

Ⅳ 事業の軸を活かした「事業変革発想」道場(中村道場)

Step1: あるべき・ありたい事業の姿という「大きな絵」の策定 ・「提起する新しい事業」は、自社のVisionとCapabilityそして、担当者のWillの交点にある ・3つの要素で整理する:  ①社会が自社に求めている、②自社が中心になってできる、③自分としてやりたい
Step2: 事業を具体化する「バックキャスト」
Step3: 「最初の一歩」の作成 ・最初の一歩の事業には、Must・Can・Willが必要
Step4: 大きな絵に至る「戦略ストーリー」の作成 ・戦略ストーリーには期待感と納得感が必要 ・1つ目の導入で起こした顧客・市場・社会の変化を軸として2つ目の事業につなぐ

お申込み要領

  賛助会員 一般
参加費(税込) 77万円 88万円
キャンセル料 開催8営業日前まで:なし 開催7営業日前~4営業日前:参加費の10% 開催3営業日前~1営業日前:参加費の20% 開催当日・開催後の不参加:参加費の100%

(1) 上記料金に含まれるもの  ・参加費、課題資料費、その他資料代、消費税 (2) 上記費用に含まれないもの  ・参考図書費、交通費、懇親会費

  • 1社から参加できる人数は5名様までです。
  • Webからお申込み願います。
    https://www.k-academy.jp/にて12月初旬に公開
  • 事前課題があります。お申込みは開催2週間前までにお願いします。
  • 参加のご案内およびご請求書は開催1か月前以降にお送りします。
  • お申込み後に参加を取り消される場合は、開催日の8営業日前までにご連絡ください。それ以降はキャンセル料を申し受けます。

説明会

開催方法: オンライン(Zoom)
実施日時: 2022年1月13日(木)15:00~17:00
内容: ⑴ 「課題から考えるとは」
 講師:中村善貞氏 富士フイルム株式会社 イノベーションアーキテクト
⑵ プログラムご紹介&質疑
お申込み方法: こちらからお申込みください。→ お申込みフォーム

お申込み期限:2022 年1 月11 日(火)
お申込みいただいた方には、2021 年12 月20 日(月)以降にオンライン説明会へのアクセス方法をご案内申し上げます。

参加費: 無料

会場のご案内

講義はオンラインまたは経営アカデミー(東京駅丸の内北口より徒歩3分)で行います。
尚、一部講義は、東京藝術大学上野キャンパスを予定しています。

お問い合わせ

公益財団法人日本生産性本部 経営アカデミー
 本件担当:梅村、塩見、吉田
〒100-0005 東京都千代田区丸の内1−6−2 新丸の内センタービル6 階
電話:03−5221−8455
メール:academy_info@jpc-net.jp

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